ポーランドでソフトウェアエンジニアした話

01 March 2018

そういえばこの経験レアなんじゃね?と思ったので書き留めようと思う。 開発環境と言うよりはワークスタイル、ライフスタイル的な所に焦点を当てたい。

何したの

ヘイシャポーランドでの開発業務をした(C++、Go)

何語喋るの?

@会社

会社では9割5部以上がポーランド人であった。自分の所属では40人のグループの中にイタリア人1と自分だけだった。

基本ポーランド人同士はポーランド語で話していて、自分が会議にいると、

部長「今日はDaikiがいるな、みんな英語で話そう」

という感じでスタートする(申し訳ない)。会議中はポーランド人同士でも英語で話しており、発音は比較的聞き取りやすいと思う。 大学卒の人たちはみんな話せるのかと思いきや、インターンで来ていた学生の中には英語が苦手な人もいた。

@町

町中では基本英語は通じない(キツイ!)。若い人にギリギリ通じるか?という感じであった。

面白い経験で、スーパーの惣菜コーナーに様々なピエロギ🥟が(餃子の親戚)が売っており、どれに肉が入っているのか聞くくだりがあった(魚とキノコは口に合わなかったため)

  • 僕(なるべく簡単な単語使わんとな・・・)
  • 僕「meat? meat? (指差しながら)」
  • 店(首を振りながらロバート・デ・ニーロのポーズ)
  • 僕(え・・・meat通じないのか・・・?)
  • 店「👉🥟」
  • 僕「お、これかぁ!!」

〜〜〜 家にて 〜〜〜

  • 僕「クリームチーズだ・・・・」

というくらい英語が通じない。日本人と違う所は、英語がわからなくてもポーランド語で無限にコミュニケーションを取ってくる所だろう。ワルシャワでAirBnBのホテルを探している時、おばさんに道を聞いたら無限に道案内をしてくれて何もわからなかった思い出もある。

なお、以下の基本コマンドを覚えていれば十分なコミュニケーションが取れるので、覚えておくことをオススメする

  • ジンダーブレ(おはよう〜こんにちは、いらっしゃいませ)
  • ドヴィゼーニャor チャーシュチュ(さよなら)
  • ジンクイエンバルゾ (どうもありがとうございます)

移動は?

基本はバスと電車を使う。最初は自転車で通勤を試みたが、僕のいた所(グダニスク)はあまりにも高低差が激しく、自転車がまるで役に立たなかった。

バスも電車も、時刻表では30分間隔で来るはずなのに、平気で40分遅れで来たりして、時間の歪みが発生することに注意した方がいいだろう。 一番キツかったのが、大雨の日に屋根のないバス停に行ってしまい、凍えながら40分待ったことだろう(水がジャケット貫通した)。ほんとに寒かった・・・ これは時刻表アプリを使っていたことに寄る現象だったが、バスのGPS情報から到着時刻を予想するアプリを同僚に教えてもらい、QoLが爆上がりした。こっちを使おう!!

どれくらい働いた?

期間で言えば約3ヶ月だった。 時間で言うと、日本の提示通り8:30 ~ 17:30で働いていた。

しかし、この働き方はポーランド人的に異常だったようだ。

彼らは朝早く来る人もいれば、昼に来て夜遅くまで働く人もいる。一番おかしな人では10時に来て14時に帰る人もいた(昼飯食って帰った感じである)

なお、3時をすぎるとほとんどが帰ってしまい、オフィスがとても静かになってしまい、寂しいくらいであった。

以下、僕に対する同僚のコメント

  • (集中してしまい17:50位まで働いてしまった時)「お前働きすぎだぞ!?」
  • (用事があって定時10分前に帰ろうとした時)「やっと帰るのか!!」

物価はどうだった?

通貨はズロチ(1ズロチ≒ 31円) 物価は日本の1/2 ~ 2/3くらいな感覚であった。結構安い。

レストランでは1000円出せばお腹いっぱい食べられるし(味の保証はしない)、3000円も出せばコース料理がだべられるだろう(味の保証はしない)

食事は?

基本的に酸っぱいモノが多く、慣れないうちは厳しいだろう。

日本食も幾つかあったが、あまり期待してはいけない。自分が食べた寿司は、コメがアルデンテで、酢飯でなく、かっちり握り固められていた。10巻2000円くらいだったと思う ラーメンも微妙であった、チャーシューがカラッと素揚げされており、完全に無味であった。 ただ、グダニスクのfusion sushi、ワルシャワのukiuki Udonは大当たりなのでオススメしたい。

なお、自分はハンバーガーとパスタばかり食べていた、ハンバーガーはほとんどハズレないので最高である。他にはインスタント麺(出汁という概念がなく安い:30円)、自作パスタを食べていた。

その他

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